2021年1月7日木曜日

2021年、教員が授業改革の鍵を握る

In 2021, Teachers Hold a Key to Transforming Conventional Instruction

年が明けても新型コロナの大流行が続く中、昨年の前例無き型破りな学校教育が今後もたらすかもしれない変革について、多くの予測が飛び交うのは間違いない。しかし、私立のマイクロスクールや学習ポッドによって既存の学校や学区が混乱することはないだろう。

2020年10月30日金曜日

オンラインで自主的学習者を育てる

 Looking to improve hybrid and remote instruction?  Consider studend-directed learning

大変な試練が降り掛かっている2020年だが、遠隔授業やハイブリッド授業への迅速かつ大規模なシフトもそのうちの一つだ。こうした教育モデルは従来からあったが、ソーシャルディスタンスに対処するためにこんなに短期間で導入するのは簡単ではない。

2020年10月29日木曜日

オンライン学習のプラス面

In some ways, kids are better off with distance learning

コロナウイルスの大流行により、家庭学習は一部の人々の活動から瞬く間に世界的な現象へと拡がった。この壮大な教育実験が展開されている中、私は研究者としてだけでなく、自らの子どもたちとの経験を観察するという興味深い幸運に恵まれた。家庭学習は間違いなく我が家に苦労をもたらしたが、私、妻、そして3人の子どもたちにとっては、嬉しいプラス面もあった。

2020年10月9日金曜日

マイクロクレデンシャルが変えるキャリア構築の道

 Could Micro-Credential Compete with Traditional Degrees?

2011年、アメリカ人青年ヤングは友人たちを驚かせる挑戦に挑んだ。MITがオンラインで無料公開している教材を使って、正規入学せずにMITのコンピュータサイエンスの学位を取得しようと試みた。録画された授業でカリキュラムを作り、必要な課題や試験はMITの正規学生と同じ制約や条件を反映させたうえで、MITが公開している解答と採点方法ですべて自分で採点した。最終的に、教科書以外には授業料を含め一切費用を支払わずにMITの学位と同等の学位を「取得」した。

2020年7月30日木曜日

学校の再開が不確実な状況で検討するブレンディッド・ラーニングの3モデル

Revisiting Blended Learning Principles, With School Plans in Limbo
アメリカでは、秋の新学期に再開される学校があっても以前と同じ状態には戻れない。おそらく生徒は交代で通学しなければならず、総合的な教育機会を提供しようとする学校は多くの課題を抱えるだろう。

2020年7月15日水曜日

学校の成績は何のためにあるのか?


世界的なコロナ大流行のもと、アメリカでも多くの学校が閉鎖されオンライン授業へと移行した。しかし、学校によってオンラインでの提供能力に格差があり、学生が授業を受ける機会に不公平が生じた。このことから、従来の成績システムでは正確かつ公平に評定することは困難だと想定され、多くの州や学区で2019-20年の最終学期(5月〜7月初)については、成績評価を従来の5段階(ABCDF)から合否の2段階評定へ、高校レベルでは全員一律で4.0点かA判定を与えることとなった。

2020年7月11日土曜日

エドテックが教師に提供する3つの重要な機能


ここ数ヶ月オンライン授業への急激な移行によって全米で多くの教員がICTツールを使うことに四苦八苦したが、効果的に使いこなす力が著しく向上したと報告されている。しかしながら、テクノロジーを利用すること自体を目的化せずに、学習者を巻き込み、より能動的でカスタマイズされた学習体験の創造を支援することにつながるかどうかはまだ分からない。また、エドテック企業は学生の学習体験を強化するだけでなく、教員の多忙な生活や優先順位に合わせてツールを作成することにも注力する必要がある。

2020年7月1日水曜日

オンライン教育で公平性を担保する3つの方法


アメリカでは900万人以上の学生がネットにアクセスできない。また、オンライン学習を受けている生徒が半数以下の学校もある。こうした驚くべき数値は、学生の公平な学習環境に大きな格差があることを物語っている。

2020年6月14日日曜日

「学習者の主体性」により遠隔学習・授業に伴う苦痛は減らすことができる

How Student Agency Can Ease the Pain of Remote Learning and Teaching


全米の先生方にとって夏休みと新学期の計画を立てることが喫緊の課題だが、頭を悩ませるのは生徒のオンライン学習への出席、というより欠席だ。多くの学校や学区で、遠隔学習に出席している生徒は全体の半分以下に留まっている。


2020年5月31日日曜日

学校再開時に利用できるブレンディッドラーニング

The learning models that can help schools reopen

アメリカの学校では秋の新学期に向けて様々な想定をするが、不確定な要素が多い。学校が閉鎖されたままであれば、より多くの遠隔学習を準備する必要がある。一方、学校が再開できれば、ソーシャルディタンスを保つために分散登校をする必要がある。